缶バッジとは、缶のように内部が空洞となっている金属製のバッジです。
缶ジュースの缶には、ジュースの名称と、おいしさをアピールするような華やかな模様とがプリントされていますが、缶バッジにも同じようにプリントできます。文字や絵をプリントすることで、おしゃれで可愛らしい缶バッジにできるのです。
こういった缶バッジは、観光地でよく販売されています。その観光地で特に目玉となっている建物や芸術品、植物などがプリントされているのです。さらに昨今では、可愛らしいご当地キャラクターがプリントされた缶バッジも販売されるようになっています。
いずれの場合も、その観光地ならではの魅力がある缶バッジとなっています。そのため土産に最適ということで、多くの観光客が購入しています。
また観光地の中には、オリジナルの缶バッジを作成しているところもあります。観光地を背景に写真を撮影し、それをその場で缶バッジにプリントするのです。缶バッジ用にと、ご当地キャラクターの着ぐるみを着たスタッフと一緒に写真撮影ができる観光地もあります。
このようなオリジナル缶バッジは、一層素敵な思い出になると言えます。
そして缶バッジの裏面には、ピンがついています。そのため購入した缶バッジは、衣服やバッグにつけることができます。観光地の魅力やそこでの楽しい思い出を、ファッションに活用できるわけです。
もちろん身に着けるだけでなく、飾ることもできます。たとえばカーテンやソファのカバー、壁のタペストリーなどの布製のインテリアアイテムにつけるのです。缶バッジによって、いずれのインテリアアイテムも一層華やかに、魅力的になります。
もちろん写真も飾り物となりますが、写真を飾るには写真立てが必要です。また棚の上など、設置する場所も確保しなければなりません。
しかし缶バッジなら、写真立てを別途購入する必要も、設置場所を用意する必要もありません。カーテンなどの布があれば、簡単に飾ることができるのです。
それでいて、紙製の写真と比べると、良い状態が長続きします。色褪せたり破れたりすることなく、色鮮やかなまま飾りとして機能してくれるのです。
もちろん金属ですから、写真と異なり濡れてふやけることもありません。キッチンなどの水回りを可愛らしく飾るには、もってこいと言えます。
このようにメリットが多いことから、缶バッジには高い人気と需要とがあるのです。サイズにもよりますが、1個あたりの価格が数十円程度とリーズナブルな点も、魅力のひとつとされています。